2024年度 春季勝山市俳句大会
- 勝山市俳句協会事務局
- 2024年4月21日
- 読了時間: 1分
更新日：2024年6月2日
2024年度 春季勝山市俳句大会 ［4月21日］
席題の部入賞作品
天賞
飛び石をワルツに踏むや風薫る
竹村 令子
地賞
薫風や海越えて待つホームラ
荒尾 るみ子
人賞
風薫る切符飛び出す福井駅
竹下 雅子
五客
春爛漫真ん中にわたしの眠り
石田 秋桜
風薫る心の鍵を開け放つ
久保 恵美子
風薫る大師の山に鳶の笛
齋籐 恭子
黄砂降るたくさんの山溺れさす
池田 西弘
燕来る静かな村を掻き回す
河口 花芯
兼題の部
天賞
母を見舞い母を置き去る春の暮
伊藤 直子
地賞
朴葉飯母の残りを生きており
山内 妙代子
人賞
九頭竜の流れに乗りて春の月
梅田 喜美惠
総合賞
さっきからさてと言ふだけ春炬燵
梅田 喜美恵
五客
埴輪ほど口あく赤子梅ふふむ
髙石 まゆみ
百点を犬に見せをる一年生
竹村 令子
佐保姫と詩歌とわたし睦み合う
石田 秋桜
幾度もめがねを拭う卒業生
乾 一美
童謡の流るるスーパーひなあられ
嶋田 菊枝
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